飾らない言葉で話す

観客

分かりやすく共感できる話

著名人による講演会はありますが、そうでない人が講師となるものでも、参加してよかったと感じる講演は多々あります。参加してよかったと思える講演会は、やはり、講師の話が上手だということです。学会や専門職向けの研修であれば、難しい言葉が続いても、特に問題ありませんが、一般市民向けの講演でしたら、内容をかみ砕いた、分かりやすい話が好まれます。もちろん、分かりやすければそれでよいということではなく、ためになる話、また共感できる話が必要です。そこをポイントにすれば、主催者が講師を選ぶ際は、何も有名人や大学教授等ばかりを選択肢とする必要はないということになります。例えば、「ひきこもり者を支えるために」というテーマの講演会を開くとします。その場合、先駆的なひきこもり者支援の実践者を講師に招くという方法もありますが、ひきこもり経験のある人を講師として招くという方法もあるのです。その場合、自身の体験や思いを、一つのストーリーとしてお話ししてもらえると、当然難しい話もなく、多くの気付きを得、ためになる話になるでしょう。もちろん、こうした当事者を講師として招くには、主催者との信頼関係が欠かせません。また、ひきこもりといった当事者に講演してもらうことは、本人が苦しいのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、実際は逆のことが多く、自身のライフストーリーを振り返る機会となったり、自分の抱えている問題と向き合う機会となり、状況が好転することも多くあるのです。結論を言えば、何よりも、講師自身が自分の飾らない言葉で話すことが、一番なのかもしれません。

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